無関係の同姓同名別人宅捜索…10分後打ち切る

京都府警は5日、覚醒剤取締法違反(所持)容疑の捜査で、上京署が事件と
無関係の運転手男性(65)宅を誤って捜索したと発表した。
男性が容疑者の男(51)と同姓同名で職業も同じだったため本人と思い込み、
生年月日の確認を怠ったのが原因。同署は同日、男性に謝罪した。
発表では、同署の刑事課員ら5人が5日朝、府南部の男性宅を訪れ、
男性に令状を示して捜索に着手。
運転免許証を確認すると、男と生年月日が異なっており、約10分後に打ち切った。
同署は5月上旬から捜査を開始。男が戸籍の現住所に住んでいなかったため、
氏名や職業を基に関係先に問い合わせると、男性の住所で回答があった。
男性の戸籍などを調べれば年齢の違いに気付けたが、極めて珍しい名前で
同姓同名だったため、別人と疑わなかったという。
中邨なかむら仁・刑事部次長は「男性におわびする。再発防止のため指導を徹底したい」
とコメントした。
2014年06月06日
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140605-OYT1T50139.html?from=ytop_main7